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新刊が出ない。もう終わり?データで判断する

最終更新 2026年9月30日/当サイトの集計データにもとづく記事です

好きな漫画の新刊が、しばらく出ていない。

公式からのアナウンスは無い。打ち切られたのか、休載なのか、それとも自分が焦っているだけなのか。判断する材料が無いまま待つのがいちばんつらい。

当サイトは休載の理由を知る手段を持っていない。持っているのは発売日のデータだけである。ただ、それだけでも「この待ち時間は異常なのか、まだ普通の範囲なのか」は言える。

実際に起きた10,439件の刊行間隔を調べた。

まず知るべきこと:作品ごとに「普通」が違う

3か月おきに出る作品で半年空いたら異常だが、1年おきの作品なら半年は何でもない。全体の平均で考えても意味がない。

見るべきはその作品自身の中央値である。当サイトの各作品ページには「刊行間隔の中央値◯日」と出しているので、そこと比べてほしい。

実測:81.4%は中央値の1.2倍以内に収まる

905シリーズで実際に起きた間隔を、その作品の中央値の何倍だったかで分類した。

その作品の中央値の件数割合
1.2倍以内8,497件81.4%
1.2〜1.5倍1,456件13.9%
1.5〜2倍350件3.4%
2〜3倍83件0.8%
3〜5倍34件0.3%
5倍超19件0.2%
905シリーズ・10,439件。ここに載っているのは**すべて実際に新刊が出た**例1.2倍以内81.4% 8,497件1.2〜1.5倍13.9% 1,456件1.5〜2倍3.4% 350件2〜3倍0.8% 83件3〜5倍0.3% 34件5倍超0.2% 19件
実際に起きた間隔を「その作品の中央値の何倍か」で分類。2倍超はわずか1.3%

5冊に4冊は、その作品の中央値の1.2倍以内で出ている。

つまり判断の目安はこうなる。

ただし「2倍を超えたら終わり」ではない

大事なのはここからだ。上の表の「2倍超」の136件は、すべて実際に新刊が出た例である。異例の長さで空いたあと、ちゃんと続きが出ている。

1年以上あいてから新刊が出た例は460件あった。

空いた期間その作品の中央値の作品
3,012日(8.3年)9.4倍GANGSTA.
2,313日(6.3年)12.7倍ふしぎ遊戯 白虎仙記
2,068日(5.7年)22.5倍テラフォーマーズ
1,914日(5.2年)5.2倍大室家
1,691日(4.6年)3.8倍ブラック・ラグーン
1,642日(4.5年)7.7倍信長協奏曲

『テラフォーマーズ』はその作品の中央値の22.5倍、5.7年あいてから新刊が出ている。

中央値を大きく超えたことは「もう出ない」という意味ではない。 統計的に珍しいというだけで、珍しいことは実際に何度も起きている。

判断のしかた(まとめ)

  1. その作品ページで「刊行間隔の中央値」を見る
  2. 最新刊からの経過日数と比べる
  3. 1.2倍以内なら普通。1.5倍でもまだよくある。2倍を超えたら異例
  4. ただし異例でも、実際には136件が戻ってきている

当サイトの各作品ページには「休載している?」という項目を置いてあり、最新刊からの経過日数・その作品の中央値・過去最長のブランクを並べている。過去最長を超えているかどうかは、ひとつの分かりやすい線になる。

なお現在、当サイトが追跡している作品のうち次巻の予定が無く中央値を超えているのは93作、うち2倍を超えているのは20作である。

当サイトにできないこと

はっきり書いておく。

「珍しい長さかどうか」までは言える。「なぜそうなっているか」は言えない。

もっと数字で見る

待っている作品はマイ本棚に入れておくと、新刊の情報が入った時点で発売日が出る。毎朝の自動更新で追従する。

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本文で使っている価格・点数・完結数は、当サイトが毎朝集計している実データです。最新の数字は各ページで確認できます。

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